『事業承継後の悩みを人事で解決!100社が成功したSSR理論とは?』
チームで売上アップさせる 仕組み専門家 初瀬川 達郎

若い人が採用できないのは、その会社が「意義」を伝えられないからです!

人間関係を変えて

売上を上げる方法   Vol.1316

 

 

チームビルディングで

人間関係を変えて売上を上げる!

組織づくりコンサルタントの

初瀬川です。

 

 

 

前回のブログで

PCA戦略フォーラムに参加してきた

話を書きました。

 

 

その時の講師の方が

フィリップ・コトラーさんの

マーケティングの話を紹介されていました。

 

 

フィリップ・コトラーさんは

現代マーケティングの第一人者として知られ、

日本でも数多くの著書が翻訳されるとともに、

解説本なども出版されている方です。

 

 

 

 

今までは

マーケティング3.0の時代でしたが、

コトラーさんが言うには

今の時代はマーケティング4.0の時代に

なってきているそうです。

 

 

 

 

マーケティング1.0が

カタログの時代

 

言い換えれば

豊かになるために

製品を購入する時代

 

 

マーケティング2.0が

ブランドの時代

 

言い換えれば

製品をただ買うのではなくて

消費者にとっていいものが

選ばれる時代

 

 

マーケティング3.0が

社会承認の時代

 

言い換えれば

社会をよりよくするための

商品・サービスが選ばれる時代

 

 

マーケティング4.0が

自己実現の時代

 

言い換えれば

自分が望むことややりたいことを

実現できるものが選ばれる時代

 

 

 

このように時代とともに

変化してきていて、今はマーケティング4.0の

時代にきているそうです。

 

 

 

う~ん

難しいですね・・・・・

 

 

でも

これと同じことを

あのマズローさんも違う視点で

言っています。

 

 

有名なマズローの欲求5段階説の図です。

 

 

 

 

この欲求5段階説に

コトラーさんのいうマーケティングの定義を

当てはめてみると・・・・・

 

 

マーケティング1.0や2.0が

生理的欲求や安全の欲求という

物理的欲求を満たしたい

人が思っている状態

 

 

マーケティング3.0が

社会的欲求という

物よりも精神的欲求を

満たしたいと人が思っている状態

 

 

マーケティング4.0が

自己実現の欲求という

自分でやりたいことをやりたいと

人が思っている状態

 

 

となります。

 

 

 

マズローさんが言うには

人の欲求は下の生理的欲求から

埋まっていくものだと

言っているんですが、

 

 

今の世の中は

下の物理的欲求がすでにある状態なので

上の精神的欲求を求める人が

増えてきている・・・・

 

 

そう捉えることができます。

 

 

もちろん

発展途上国では

まだまだ下の状態すらままならない国も

ありますから、そういう国では物理的欲求を

満たしたいと人は思っています。

 

 

でも

日本はすでに

物理的欲求は満たされている状態です。

 

 

だから

上の段階の精神的欲求を

満たしたいと思う人が多くなってきている。

 

 

 

これって

マネジメントにも共通していて

 

例えば

採用についていえば

 

 

若い人が採用できない・・・・

 

 

こんな言葉を聞きますが

 

 

 

そもそも

なぜ採用できないのでしょうか?

 

 

この質問に答えられますか?

 

 

 

これは

今の若い世代が

求めているものが「意義」、

 

つまり精神的欲求を

求めているからです。

 

 

マズロー欲求説の3段階目の

社会的欲求。

 

コトラーさんがいうところの

マーケティング3.0の時代では

若い世代は「社会的な意義」を

求めています。

 

 

 

社会的意義とは?

 

 

その企業が

社会に対して

どういう姿勢をもって

経営していってるのか?

 

 

自分達の「姿勢」を表明することで

そこに共感して、

若い人が応募してくるそうです。

 

 

裏を返せば

自分達が社会に対して

どういう姿勢で経営をしているのか?

 

 

これが

共感できるものじゃなければ

若い世代の人達を採用することが

できないということです。

 

 

コトラーさんが言うには

アメリカではこの状況になっているそうですが、

これは日本でも同じですね。

 

 

 

なので

これが決まらないまま

 

例え、

大手求人会社に高いお金を払っても

若い人は採用できないということです。

 

 

じゃあ

社会に対しての意義とは何なのか・・・・・

 

ということですが、

 

 

それは

 

その企業の

 

 

ミッション(使命)

 

ビジョン(目指す姿)

 

バリュー(会社として大切にする価値観)

 

 

です。

 

 

社会に対して

 

何を使命とし、

 

どこを目指し、

 

どういうことを大切にしていくのか?

 

 

これが明確に

言語化されていて、

社長だけじゃなくて、

社員が胸を張って言える状態になっている。

 

 

これが

採用でも必要なんです!

 

 

 

理念の言語化・・・・

 

 

 

今回の講演でもそうですが、

 

マーケティングでも

マネジメントでも

辿り着くのは「ここ」でした。

 

 

 

ご参考までに


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