2021.12.14
Vol.1715(162)
脱!エースで4番
チームで売上アップさせる仕組み専門家
初瀬川です。
先日
クライアントさんから
急ぎの要件で電話がかかってきました。
内容は
一言でいうなら
退職された社員さんへの対応
です。
ただ・・・・
私もその日は
他の用事で
お昼まで連絡できない状況でした。
なので
お昼に折り返しで連絡したところ
今日の2時ごろに○○さんに会うのですが、
何か注意しないといけないことありますか?
時間がほとんどないことと
私自身も急いでこともあり、
その時に考えられることを
お伝えしました。
その後、
改めてその時の対応について
打ち合わせをさせていただいたのですが、
その時に
気づかずにお伝えできていないことが
数点ありました。
クライアントからは
あの時
言ってくれればよかったのに・・・・
こんなことを
言われてしまいました。
おっしゃる通りで
私の経験不足だと思います。
行動経済学では
人が物事を考える時には
とっさに直感で判断する
システム1
と
ゆっくり
論理的に考える
システム2
この二つの思考
パターンを使うとされています。
最初は
直観で判断する
システム1により物事を判断し、
その後に
改めてシステム2を使い、
物事を冷静に考えます。
システム1は
高速で、自動的に動きます。
システム2は
低速で、意識することで動きます。
システム1の思考を使っている時は
直観で無意識に使っているので
考えているという実感もありません。
反対に
システム2は意識して思考を使います。
とっさの判断では
システム1、
つまり直感からの思考を使います。
だから
今回の件では
ゆっくり落ち着いて考えられることも
時間がない状況、
急いでいる心境
こういった環境下では
システム1を使うことになります。
直感なので
おおむねは合っていますが、
モレはあります。
仕事によっては
モレがあっては困るものもあります。
だから
モレを防ぐためには
じっくりと考える時間が必要です。
もし
ゆっくり考える時間が
とれない人であれば
代わりにチェックしてもらう人に
頼んでもいいと思います。
大事なことは
システム1の思考は
自分の直感で動いているので
中心は合っているけど、
ところどころにミスが
発生しやすいものになりますので、
必ず
その後にシステム2を使うこと
つまり
1人で
ゆっくり考える時間
他者とモレがないか考え話す時間
を設けることが
仕事の完成度を高めていきます。
そして
直感でも「モレ」を埋めていくには
知識と経験を重ねて
システム2で考えているものを
システム1へ移行していくほか
ありません。
学習し、
経験値が上がり続ければ
その思考はシステム2から
システム1へ移行していきます。
直感のレベルを上げる!
とでもいいましょうか。
今回の件で
その時に必要なことを理解し、経験したので
多分次は直感でお伝えできるものが
増えたと思います。
今回の
システム1とシステム2について
詳しく書いた記事です。
よければ
参考にしてもらえると嬉しいです。
まとめると
直感で思考したものには
モレがあることを意識しよう!
ですね。
ちなみに
今回のその後の対応としては
違う代替案を
その場で考えてお伝えした内容が
結果的にうまくいきました
これも
過去に経験をしていることで
直感のレベルがあがっているから
できたことですね。
今日もありがとうございました。
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