『事業承継後の悩みを人事で解決!100社が成功したSSR理論とは?』
チームで売上アップさせる 仕組み専門家 初瀬川 達郎

「マネジメント」って、いったいいつから考えていけばいいのでしょうか・・・・?

人間関係を変えて

売上を上げる方法   Vol.1106

 

 

チームビルディングで

人間関係を変えて売上を上げる!

組織づくりコンサルタントの

初瀬川です。

 

 

10人の壁を

超えるときに起きることとは?

 

今日は

そんな話です。

 

 

ここ最近

新たなクライアントさんとの

個別相談が増えています。

 

 

本当に

ありがたいことです。

 

 

さて、

いつもご相談に

のらせていただく会社さんの規模ですが、

だいたい社員数が10人~30人ぐらいの

会社さんが多いです。

 

特に創業者の方が

よくご相談にこられます。

 

 

そして

これぐらいの会社の規模の

経営者の方が口にする言葉が

 

 

 

昔はこんなことで

悩まなかったんだけどな~~

 

という言葉です。

 

 

 

創業当初は

社員を数名雇って

会社を経営する

 

 

この状態は

社長自身も現場でバリバリ働き、

社長の目に見える範囲で

社員も仕事をしている状態です。

 

 

アットホームな雰囲気で

それぞれの意見も共有しやすい状態。

 

 

最初だから

軌道に乗せるまでは

経営的には大変な状況かも

しれません。

 

 

でも、

そういう状況を全員で共有し、

みんなで頑張っていこう!という

社長も社員も共通のビジョンを

持っている状態だから、

 

苦しくても仕事が楽しく、

チームとしての雰囲気も

いい状態になっています。

 

 

そして

数年が経ち、

事業も軌道に乗り、

新しい社員もドンドン

はいってきます。

 

 

人が増えれば

受注する仕事の量も増え、

さらに経営的によくなる状況に

なります。

 

 

社長も

自分が現場で働くよりも

社長としての仕事、マネージャーとしての仕事に

移行するようになります。

 

 

そして

社員数が10人を超え、

少しづつ規模を拡張しだしている

状態の時に問題が

起こり始めます。

 

 

 

予想もしないようなことが

次々に起こり、

 

 

社員間のちょっとした

意見の食い違いから

問題が大きくなり、社内の

雰囲気もよくないと感じるように

なります。

 

 

 

今までと

特に何も変えていないのに

なぜか急にうまくいかなくなる・・・・

 

 

 

私は

これを「10人の壁」と

例えています。

 

 

 

フジテレビの「超逆境クイズバトル!!99人の壁」より

 

 

社員数が10人を

超え始めたところから

うまくいかなくなる・・・・・

 

 

とくに

会社の業種や職種が多ければ多いほど

この問題が謙虚に現れます。

 

 

やることが多岐にわたり、

社長自身もすべてを把握することが

できない状態です。

 

 

こうなってくると

今までのようにはいかなくなります。

 

 

何がいいたいかというと

10人の壁を越えたところから

マネジメントが必要だと

いうことです。

 

 

 

最初は

マネジメントは必要ありません。

 

 

なぜなら

社長と社員の距離が近く、

共通のビジョンを共有しやすい

状況だからです。

 

 

問題が起これば

社長と社員の距離が近いから

すぐ対応ができます。

 

 

 

マネジメントをしなくても

必然的にマネジメントができている

状態になっている。

 

 

そんな感じです。

 

 

 

でも

人数が増えれば増えるほど

これがドンドンと困難になります。

 

 

社長も忙しくなり、

現場を離れ、どうしても

社員とも距離を置く時間が増えます。

 

 

そうなってくると

今までのようにいかなくなります。

 

 

社長がやりたいこと、望むことと

 

社員のやりたいこと、望むこと

 

それぞれのビジョンが

離れていきます。

 

 

自然な雰囲気の中で

自分達の意見を共有できていたのが、

 

人が増えることで

様々な「価値観」をもった人が増え、

 

仕事に追われることで、

それまで自由に意見を言えていた場が減り、

意見を共有する場が減ります。

 

 

全員があつまっても

現状の進捗確認と結果報告のみで

ただの報告の場となってしまっている。

 

 

こんな状況が

10人を超えだすと

起こり始めます。

 

 

 

昔は何もしなくて

うまくいっていたのは

 

何もしなくても

組織に必要なマネジメントを

無意識で行えていたからなんです。

 

 

だから

うまくいっていた。

 

 

でも

人が増えることで

今まで絶妙なバランスで

うまくいっていた均衡が崩れてしまうから

うまくいかなくなるんです。

 

そんな状態でも

今までやってこれたのは、

 

 

ビジネスモデルが

時代にあっていた

 

 

トップの力が絶大で

完全なるトップダウンで

乗り切ってきた

 

 

マネジメントの必要性がない

単純作業の仕事で

利益がだせていた

 

 

こういった

理由が考えられますが、

 

 

それでも

今から先はその状態では

通用しなくなってきます。

 

 

 

なぜなら・・・・

 

 

 

今の時代は

人を採用することが

難しい状態だからです。

 

 

 

 

マネジメントが

うまくいかなくても

人がどんどん採用できるのであれば

マーケティングの力である程度は

対応ができるのも事実です。

 

 

人が辞めても

新たな人材を採用すれば

人については困らないからです。

 

 

 

だけど

今はそれが

困難な時代です。

 

 

 

多額な費用を

採用活動をしても

人がこない状況です。

 

 

 

人が採用できないのであれば

 

 

今いる人達で

成果をあげないといけない・・・・

 

 

となれば

 

今いる人達が

いかにして働きやすい

職場をつくるか?

 

 

人が辞めないような

職場にするためには?

 

 

こういったことを

考えないといけないし、

 

 

かつ

 

 

少ない人でも

成果をあげるためには?

 

 

こういったことも

考えていかないといけない。

 

 

 

「人」と「生産性」

 

 

ここを

ちゃんとしないとマズいな・・・・

 

 

そう思う人が増えてきたのだと

思います。

 

 

 

マネジメントというものを

真剣に考えないと

いけなくなってきたということです。

 

 

 

つらつらと

長くなってしまいましたが、

 

 

今までうまくいってたことが

うまくいかなくなる一つの目安が

「10人の壁」です。

 

 

もし

あなたの会社の社員さんが

10人を超えたのであれば、

 

マネジメントについて

真剣に考える時期が来たのだと

思ってくださいね!

 

 

 

 

ご参考までに

 

 

 

 


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