『事業承継後の悩みを人事で解決!100社が成功したSSR理論とは?』
チームで売上アップさせる 仕組み専門家 初瀬川 達郎

あの人が大改革できたのは、取引コストが発生しにくかったからです・・・

人間関係を変えて

売上を上げる方法   Vol.1025

 

 

チームビルディングで

人間関係を変えて売上を上げる!

組織づくりコンサルタントの

初瀬川です。

 

 

働き方改革は

なぜうまくいかないのか?

 

今日はそんな話です。

 

 

先日

ある銀行マンの方とお話する機会が

ありました。

 

 

 

働き方改革で

残業するな!と言われてて

反対に仕事がたまって辛いんです・・・

 

働く時間は短くなるけど

やることは今まで同じ・・・・

 

むしろ増えているんですよね・・・・

 

 

こんなことを

嘆いていらっしゃいました。

 

 

 

よくある話ですねたらーっ (汗)

 

 

 

根本的なところを解決しようとせず、

見た目だけの部分だけ変えようとするから

どこかで苦しくなっていきます。

 

 

銀行のような大きな組織は

特に「改革」を進めるのは

難しいでしょう・・・・

 

 

 

なぜなら

大きな組織ほど

今までの「前提」に縛られているから

「改革」に踏み切れないからです。

 

 

 

 

改革できずにいると

いずれは「大改革」を行うことに

なってしまいます。

 

 

だけど

大改革に踏み切ると

メリットだけじゃなく、

デメリットも生じることになり、

必ず誰かが痛い目にあいます。

 

 

 

 

今、話題のこの人

 

 

 

日産が大改革を迫られた時

 

外部の人間である

カルロスゴーンを呼んできて

トップにそえたからこそ

日産は大改革を行うことができました。

 

 

コストカッターと呼ばれる

カルロスゴーンは容赦なく、

リストラを行いました。

 

 

そのおかげで日産はV字回復しましたが、

この大改革の裏では

多くの人が痛い目にあいました。

 

 

 

「大改革」を行うには

誰かが痛い目をみないと

前には進めない。

 

 

 

でも

社内の人間には

大改革はできないかもしれません・・・・

 

 

なぜなら

取引コストが膨大にかかるからです。

 

 

 

取引コストとは?

 

 

 

簡単に言うと

 

 

人間関係の中で起こる

取引上の無駄な手間ひまのことです。

 

 

以前

取引コストについて書いた記事です。

 

 

 

トップダウン型の組織は、実は多大な「コスト」をかけ続けているんです・・・・

 

大改革を進める時、

それを行うことが有利になると

わかっていても、できないのは、

その改革の裏で痛い目にあう人が

いるからです。

 

 

ひとりひとりの

利害を調整することは難しい。

 

 

ある人にはメリットになっても

ある人にはデメリットになってしまう・・・・

 

 

こういった

人間関係上の取引でのコストが

発生してしまうことを恐れて

大改革に踏み切れない・・・・

 

 

特に社内の人間には

これができない。

 

 

なぜなら

痛い目にある人の顔が

常に思い浮かぶからです。

 

 

 

 

だからこそ

日産は外部の人間をトップにそえることで

大改革を行いました。

 

 

外部の人間ならば

大改革を行う上での

人間関係上の取引コストが

発生しづらいからです。

 

 

トップも社員の顔がわからないし、

社員もトップがどういう人か

わからない・・・・

 

 

だから

取引コストが発生せず、

利害のみを求めることができた。

 

 

 

働き方改革も

これと同じです。

 

 

誰かのメリットになっても

誰かのデメリットになってしまう・・・・

 

 

だから

大きな改革にうつれず

表面的な改革になってしまう・・・・

 

 

 

表面的な改革では

その部分はクリアできても

別の問題が浮かび上がってくる。

 

 

 

冒頭の銀行マンの銀行も

残業を削減して人件費を減らせるかも

しれないけど、それにともなって

違う問題が発生してしまっている。

 

 

 

もっと

根本的なところを

「改革」しなければ

本当の意味での「働き方改革」は

できないと思います。

 

 

 

でも

大きな組織ほどこれが難しい・・・・

 

 

なぜなら

「自分達はこうである」という

ある意味、ごう慢で怠慢な組織に

なってしまっているからです。

 

 

この状態では

いずれは「大改革」に迫られ

大きな取引コストを払わざるを得ない

状況がうまれてくるかもしれません。

 

 

 

ただ・・・・

この問題は大きな組織だけじゃなく、

小さな組織でも起きていることです。

 

 

 

自分達はこうだ!

 

 

という

ごう慢で怠慢な状態では

「改革」を行うことはできません。

 

 

組織の中で

「改革」を行っていくには、

まずは「自分達はこうだ」を

切り離していくところから

始めていくことです。

 

 

 

そうすれば

「大改革」なんかは行う必要はなく、

取引コストを支払う必要もなく、

「改革」を行っていくことが

できます。

 

 

じゃあ、

もう少し具体的に言いますと

それは・・・・

 

 

長くなったので

次回にします冷や汗 (顔)

 

 

 

ご参考までに

 

 


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