2017.09.19
人間関係と
ビジネスモデルに
革新を生みだす方法 Vol.594
福井で唯一
人間関係とビジネスモデルに
革新を生みだす社会保険労務士!
初瀬川です。
先週のブログで
お互いの前提が違うから
起こる問題について
書きました。
↓
でも・・・・
前提と言われても・・・・
そりゃ人と違うのはわかるけど・・・・
こう感じた人も
いたようですので、
もう少し深掘りします。
お互いが持っている
前提のことを
メンタルモデルといいます。
それぞれが
普段から無意識に
考えている前提・・・・
これによって
引き起こされるであろう問題。
例えば、
1.政治家の政務活動費の
使い込み問題
(できごと)
2.同じような事例での使い込み
(パターン)
3.それが容易に
できてしまう役所の仕組み
(構造)
4.使ってもバレないという思い込み。
みんなやっているという思い込み。
(メンタルモデル)
これを
会社のプロジェクトで
例えるとしたら・・・・
1.プロジェクトの遅れで怒られる。
(できごと)
2.遅れるのは
このプロジェクトに
限ったことではない。
(パターン)
3.そもそも
会社をあげてのプロジェクトなのに
部署間の摩擦により進行が遅れてしまう。
(構造)
4.部署同士が協力するなんて
無理だと思っている。
(メンタルモデル)
こんな感じで、日々起こる問題には
出来事
↓
パターン
↓
構造
↓
メンタルモデル
と奥深く
つながっています。
これを絵で表すと
こんな感じです。
これは見ての通り
海に浮かぶ氷山の絵です。
一番上の「できごと」は
氷山の見えている部分。
その下の
海の中にある
目に見えない部分
ここに
パターンや構造、
そして
メンタルモデルが
あります。
多くの場合、
目に見える「できごと」だけに
集中して、問題を解決しようと
するのですが、それでは結局
同じ問題が起こります。
なぜなら
できごとの下には
目に見えない構造や
メンタルモデルがあるからです。
その中でも
一番奥深いものが
メンタルモデル。
つまり
人それぞれの前提です。
この前提があるからこそ
問題は起こってしまう。
反対にいえば
この前提が分かっていれば
相手のことを受け入れること、
理解することができる。
そうすることで
本当の問題解決に
向かっていくことができる。
そして
この人それぞれの前提こそが
効き脳です。
効き脳とは
人それぞれが無意識に
つかっている思考パターンの
ことです。
他者が普段使っている思考は
どういう思考パターンで
どう考え、
どういった発言を好み、
どう動くのか?
これを
診断できるのが
効き脳診断です。
効き脳については
詳しくはこちらを参照してください。
↓
お互いの思考パターンの
違いを見える化(効き脳診断)して、
人はそれぞれに考えていることが
常に違うということを理解することで
問題の原因を根本
(目に見えないところ)から
解決することができます。
相手にどんな前提が
あるかわかると
ここは自分がらやらないと!
これは
〇〇が得意だから
任せた方がいいな!
これは
みんな苦手だから
時間かかるし、
みんなで取り組むか!
等々・・・
本当の意味で相手を理解し、
なぜ他人が
そう考え、
そう発言し、
そう動くのか?
他者のメンタルモデルを
普段から理解することで
相互理解がすすみ、
より活発なコミニュケーションが
うまれ、やがては組織の中で
起こる問題も減ってきます。
問題解決のために
お互いの前提を知るとは、
お互いの
メンタルモデル(効き脳)を知り、
それを受け入れること。
これが
普段から意識せずにできれば、
きっと問題は
なくなっていくのでしょうが・・・
そう簡単には
いかないのが人という
生き物です。
でも
意識することで
確実に変化していくことは
できます。
まずは
相手、仲間のメンタルモデルを
理解することから
始めてみることですね。
う~ん・・・・
簡単に書くつもりが
ちょっとむずかしい
話になってしまいましたね・・・
人間関係と
ビジネスモデルに
革新を生みだす社会保険労務士!
会社名 | 福井社労士事務所 |
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住所 | 〒910-0017 福井県福井市文京6丁目24-23 詩季店舗2階 |
営業時間 | 10:00〜18:00 |
定休日 | 土・日・祝日 |
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