『事業承継後の悩みを人事で解決!100社が成功したSSR理論とは?』
チームで売上アップさせる 仕組み専門家 初瀬川 達郎

組織の仕組みを一気に変えてはいけないワケとは・・・・?

Vol.1570(17)

 

脱!エースで4番

チームで売上アップさせる仕組み専門家

初瀬川です。

 

 

今日は

久しぶりに社労士ネタ編で

書いていきます。

 

 

先日

役所から雇用保険の入社手続きに関して

電話がありました。

 

 

 

 

届出していただいた方の

名字のフリガナが

違っているのですが、

これはどちらが正しいのでしょうか?

 

 

こんな質問をされました。

 

 

私が提出した届は

○○田(○○タ)さん

 

 

役所が言ってきたのは

○○田(○○ダ)さん

 

 

タとダの違いです。

 

 

細かいですねあせあせ (飛び散る汗)

 

 

 

雇用保険の番号って

基本的に生涯一緒なんです。

 

 

なので

過去の会社で取得した番号を

新しい会社でも同じ番号で

手続きをします。

 

 

役所も

番号を一致させる時に

名前や生年月日が

新しい会社で手続きされた情報と

過去の情報が一致しているかを

確認するようです。

 

 

 

でもね・・・・

 

 

ここで気になることがあります。

 

 

 

それは

雇用保険の手続きには

必ず本人のマイナンバーを記載することが

求められています。

 

 

 

マイナンバーには

個人情報がはいっているので

今回のような氏名や生年月日の間違いは

すぐわかるはずです。

 

 

 

マイナンバーを確認すれば

上記のような間違いなんて

すぐわかるはずなのに

なぜ氏名の違いを指摘したのか?

 

 

 

理由は

 

行政の手続きとマイナンバーが

紐づいていないから

 

 

 

とのことでした。

 

 

 

マインバーの提出は必須なのに

役所側ではまだその情報を

確認することができない・・・・

 

 

 

こんな状況です。

 

 

 

 

dummy

じゃあ

わざわざマイナンバーを

添付する必要なんてないんじゃない・・・!?

 

 

と思ってしまいました。

 

 

 

まあ

これはよくよく考えてみれば

当然のことかもしれませんね。

 

 

 

今までの組織のやり方や

培ってきた仕組みって

そう簡単には変えられないものです。

 

 

だから

すこしづつ変えていって

いざというときに一気に

変えるための下準備をする。

 

 

行政はこんなことを

考えているのかもしれませんね。

 

 

 

ただ・・・・

 

一気に変わる場合もあります。

 

 

昔の日産自動車のように

経営者が変わる場合や

 

深刻な状態で

変わりたくないけど変わらないと

いけないような場合は

いきなり変わることもできるのですが、

 

 

その場合、

同時に多くの「痛み」を伴います。

 

 

 

 

「痛み」と引き換えに

「変化」を手に入れる!

 

 

でも

「痛み」を伴う改革って

現実的には難しい。

 

 

 

だから

変えるためには

コツコツと下準備を

行っていくことが必要です。

 

 

人の育成

 

 

組織の仕組みや制度

 

 

どれも時間がかかるものです。

 

 

 

いざ変えようと思っても

変えられない類のものです。

 

 

 

もし

こういったものを

変えたいと思うのであれば

どんな小さなことでもいいので

今できることから少しづつ

取り組んでいくことですね。

 

 

 


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