『事業承継後の悩みを人事で解決!100社が成功したSSR理論とは?』
チームで売上アップさせる 仕組み専門家 初瀬川 達郎

上司の判断だから正しいと思っていたら痛い目みますよ!

100年続く会社づくりに

挑戦し続ける方法

Vol.1493

 

チームビルディング×人事制度×経営数字の

「3つの仕組み」で100年続く

企業創りに挑戦し続ける!

 

炎の組織づくりコンサルタントの初瀬川です。

 

 

 

上司の判断は正しいと

本当に思っていますか・・・・?

 

 

今日はそんな話です。

 

 

 

本日

役所から連絡がありました。

 

 

 

先日の案件ですが、

お伝えしたことが

間違っておりました。

 

大変申し訳ございませんでした。

 

 

こういうご連絡でした。

 

 

 

さかのぼること数日前、

 

クライアントさんの

助成金申請の件で役所に連絡をいれました。

 

 

細かいことは省きますが

 

 

 

その事例だと

助成金の対象となりませんね。

 

 

という回答でした。

 

 

 

私は納得いかなかったので

 

 

 

本当にその答えで間違いないですか?

 

それは

どこに書いてあるんですか?

 

 

というやり取りをしたのですが、

結局対象にはならないという

回答でした。

 

 

 

でも・・・・・・

 

 

それから

数日たった今日に

 

 

 

すいません。

その事例だと対象となります。

 

 

こういう回答が

かえってきました。

 

 

 

dummy

これってね・・・・

どうなんだろうか?

 

 

正直感じてしまいました。

 

 

 

助成金関係で

こういったやり取りは

過去に何度も経験があります。

 

 

最初はダメと言われたものが

しつこく食い下がってみて

向こうも調べてみたらOKでした的な感じですあせあせ (飛び散る汗)

 

 

 

だから

私は自分が納得いかないことは

 

どこに書いてあるのか?

 

 

本当に間違いないのか?

 

 

もう本当にしつこいぐらい

聞くようにしています。

 

 

だってね、

その判断ひとつで本来支給されてたものが

不支給になっちゃうんですよ!

 

 

怖いもんです・・・・

 

 

 

 

さて、

前置きが長くなりましたが、

ここからが本題です。

 

 

今回のようなことがなぜおきたのか?

 

 

ここからは

あくまで私の仮説です。

 

 

今回

担当者の方は

上司に確認して間違いないという

回答をされていました。

 

 

 

ここです!

ここがそもそも間違っています!

 

 

 

私も上司の立場だったから

よくわかるんですが、

上司はたくさんの仕事を抱えています。

 

 

だから

パッと部下から聞かれたことに

その場で判断をして回答するんですが、

それが間違っていることは

往々にしてありえます。

 

 

なぜなら

それは直観で答えているからです。

 

 

 

人は多くのことを

考えたりするときには

直観で対応してしまう生き物です。

 

 

 

なぜなら

そうじゃないと

めちゃくちゃ疲れちゃうからです。

 

 

行動経済学の

システム1とシステム2の話です。

 

 

システム1とシステム2については

こちらを参照してください。

 

 

 

自分の判断が正しい!と思い込んでいませんか・・・・?

人は

物事を考える時に

 

 

とっさに直感で判断するシステム1

 

 

 

ゆっくり論理的に考えるシステム2

 

 

この二つの思考

パターンを使います。

 

 

システム1は

高速で、自動的に動きます。

 

 

システム2は

低速で、意識することで動きます。

 

 

システム1の思考を使っている時は

直観で無意識に使っているので

考えているという実感もなく楽です。

 

 

反対に

システム2は意識して思考を使うので、

当然疲れます。

 

 

学習し、経験値が上がり続ければ

その思考はシステム2から

システム1へ移行していきます。

 

 

なぜなら

システム2を使うことは

大変だし、疲れるからです。

 

 

 

だから

システム1により

直観で自動的に判断できるように

人の思考は作られていきます。

 

 

 

ただ・・・・・

 

 

システム1は、

自分が学習した内容や

経験によって増えていきます。

 

 

それは

 

自分の持っている情報に

基づいてきわめて合理的な

意思決定を行っている

 

 

とも言い換えることができます。

 

 

 

仕事を多く抱えている上司の判断は

ほぼシステム1を使っていて、

自分の持っている情報に

基づいてきわめて合理的な意思決定を行っているわけです。

 

 

 

だから

上司が判断をするときは

今までの経験から合理的な判断をしているので

その答えが本当は間違いだということは

往々にしてありえます。

 

 

システム2を使って

ゆっくり考えていれば話は別ですが、

システム1状態であれば

間違いが起こりやすくなります。

 

 

 

じゃあ、

部下の立場としては

どうすればいいのか?

 

 

 

これは

上司に責任があると

私は思います。

 

 

 

まずは

部下に調べて考えさせる!

 

 

 

これを部下に

指示することです。

 

 

一般的に考えた時に

上司に比べれば

部下の仕事は少ないし、範囲も絞られます。

 

 

 

つまり

システム1を多く使っている上司よりも

システム2を使って考えることができる

部下のほうが正解に近づくわけです。

 

 

 

であれば

上司が直感で答えるよりも

部下が調べて答えを導いたほうが

いいわけです。

 

 

そして

部下がゆっくり考えて調べたものを

それを上司に確認してもらう。

 

 

これが

仕事の現場で

人のによるミスを防ぐための方法です。

 

 

ちょっと

難しい論理もいれたので

難しくなっちゃいましたがたらーっ (汗)

 

 

 

まとめると

 

 

上司だからといって

なんでも知っているし、

間違いのない答えを

もっているとは限らない。

 

 

これを

上司も部下も

日ごろから認識して

仕事を進めていけるといいですね。

 

 

部下は

なんでも

上司に頼らない!

 

まずは自分で

考えて調べてみて

それから上司の判断を仰ぐ!

 

 

上司も

部下に考えさせてから

相談にのること!

 

 

上司部下共に

このステップを

取り入れることです。

 

 

このことについて

以前動画でも話していますので

よければこちらも。

 

 

 

 

 

ご参考までに


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