『事業承継後の悩みを人事で解決!100社が成功したSSR理論とは?』
チームで売上アップさせる 仕組み専門家 初瀬川 達郎

2020.02.19

話をきく話

自分の言いたい事だけ言われてもね・・・・と思われているかもしれません!

人間関係を変えて

売上を上げる方法   Vol.1421

 

 

チームビルディングで

人間関係を変えて売上を上げる!

組織づくりコンサルタントの

初瀬川です。

 

 

 

自分の言いたいことだけ

伝えていると相手はどんな気持ちに

なっていくんでしょうか?

 

 

今日はそんな話です。

 

 

今日は

クライアントさんの

労働基準監督署の調査に

立会いしてきました。

 

 

今回は

ランダムに行われている

定期調査です。

 

 

最低賃金を割っていないか?

 

 

勤怠管理はちゃんと行われているか?

 

 

残業未払はないか?

 

 

36協定はちゃんと提出されているか?

 

 

こんな感じのことを

チェックされました。

 

 

同席したのは

専門的なことをクライアントさんが

ちゃんと答えられないからです。

 

 

役所の人達は

さも知っているかのように

聞いてきます。

 

 

でも

一般の人って

そんなに知識がありません。

 

 

規則には

明記されてあっても

本当にその意味を理解していて

伝えられるか?

 

というと

なかなかそうはいきません。

 

 

なので

専門家が一緒に立ち会うことで

クライアントも安心するし、

役所の人もその分時間がかからなくなるので

お互いにメリットがあります。

 

 

 

ということで

今回調査に立ち会ったのですが・・・・

 

 

 

まあ

今回の監督官は

自分が気になったことを

ズバズバ指摘してくる方でした。

 

 

これはこうじゃないと

マズいんですけどね!

 

 

これはこうですよ!

 

 

 

といった感じです。

 

 

 

確かに

言っていることは正論です。

 

 

 

頭では理解はできるけど

心では理解できない!

 

 

 

こんな状態に

なっちゃいましたあせあせ (飛び散る汗)

 

 

 

これって

なんでこうなってしまうのか?

 

 

 

それは

 

相手の気持ちを無視して

自分の言いたい事や伝えたい事だけを

伝えているからです。

 

 

本人には悪気がないし、

むしろ伝えてあげないとマズいから

伝えてるだけだとしても

 

それが

自分が主体になってしまっているから

相手は不快を感じてしまうんです。

 

 

これは

会社の中でも

同じことが日々起きています。

 

 

ちょっと

話は変わりますが、

 

話をきくときって

どういう状態が好ましいでしょうか?

 

 

話をきくには

3つの状態があります。

 

 

 

1.耳で聞く

 

 

2.口で訊く

 

 

3.心で聴く

 

 

の3つです。

 

 

 

耳で聞くとは?

 

音声が耳に入ってくる状態のことで

話を聞いてはいるが、頭の中では全く他の事を

考えている状態です。

 

簡単に言うと

聞き流している感じです。

 

 

 

口で訊くとは?

 

話の「事柄」に焦点を当てていて
相手の話を聞きながらも、

自分が次に何を言おうか

考えている状態です。

 

簡単に言うと

会話の後にどう反論して言おうと

考えている感じです。

 

 

 

心で聴くとは?

 

相手の「状態」に焦点を当てていて
相手が本当に必要としている、想っていることは

何なのかを相手の立場にたって

話を聴いている状態です。

 

 

この3つのうち

相手をわかろうと思って話をきくのは

心で聴く」です。

 

 

 

 

相手が何を考えていて

 

相手が何を想っていて

 

相手はどうしたいのか?

 

 

こういうことを

きいていくには

相手のことを分かろうとおもって

話を聴くことが必要なのですが、

 

 

その時に大事なのが、

相手の中にある

 

背景や目的は何なのか?

 

持っている価値観や

どんな信念があるのか?

 

 

こういったことを

こちら側から

きいていく(質問をする)ことです。

 

 

ただ、

分かろうと思って

話を聴くだけでは足りません。

 

 

こちらから

相手に対して話をきくための

質問をしていくことも

「心で聴く」ためには必要です。

 

 

 

相手のことを

思って話をしていても

「相手の状態」に焦点があたっていなければ

相手には伝わりません。

 

 

 

「相手の状態」を

ちゃんと聴いていき

そこに共感していくことで

相手も話を聞いてくれるようになります。

 

 

 

相手が話を聴いてくれる状態に

ならなければ

例え言っていることが正論であっても

相手には伝わらないし、

 

むしろ相手の反発を

かってしまうこともあるということを

知っておいていただきたいと思います。

 

 

相手に伝えたいと思うのであれば

まずは相手の背景や意図、想いといった

「相手の状態」に焦点を当てた後に

伝えていくこと。

 

 

自分の言いたい事だけ言って

満足していても、それは

あまり意味がないことになって

しまうかもしれませんよ・・・・・

 

 

 

ご参考までに


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