『事業承継後の悩みを人事で解決!100社が成功したSSR理論とは?』
チームで売上アップさせる 仕組み専門家 初瀬川 達郎

「人」を変えるのではなく、「事」を変えると起きている問題が解決する・・・!?

人間関係を変えて

売上を上げる方法   Vol.1274

 

 

チームビルディングで

人間関係を変えて売上を上げる!

組織づくりコンサルタントの

初瀬川です。

 

 

 

うちの娘は

KUMONに通っています。

 

 

それで

毎週2回送り迎えをしているのですが、

KUMONの教室の駐車場が

教室から少し離れています。

 

 

 

そして

都合のいいことに

教室の隣の会社の駐車場が

教室の真横にあります。

 

 

 

つまり

教室の駐車場より

隣の会社の駐車場が近いわけです。

 

 

 

 

図にするとこんな感じです。

 

 

こういう構図なんで

隣の会社の駐車場に

車をとめて送り迎えをする

親御さんも多かったんだと思います。

 

 

 

私も

空いていいれば

よくここから教室に

迎えにいきましたたらーっ (汗)

 

 

 

だけど

最近、教室の先生から

隣の会社の駐車場には

停めないでほしいという

案内がありました。

 

 

 

まあ、

当然ですよね。

 

 

 

ただ、

ここからが

すごいな~と思ったのが

隣の会社の駐車場と教室の駐車場の間に

柵がたてられていました。

 

 

 

こんな感じです。

 

 

 

さすがに

これでは

隣の駐車場から

行くことができなくなりました。

 

 

 

結果として

みんな教室の駐車場から

出入りするようになったんだと

思います。

 

 

 

「人」を変えるのではなく

「事」を変える!

 

 

 

人に

 

変わってください!

 

といっても

なかなか変わりません。

 

 

なぜなら

本人が変わろうと思えなければ

人は変わらないからです。

 

 

 

でも

どうしても変わってほしいような場合も

あると思います。

 

 

 

そんな時は

 

 

人を変えようとするのではなく、

事を変える!

 

 

 

つまり

 

出来事を起こしている

そもそもの「構造」を変えることで

結果として「人」も変わっていきます。

 

 

 

システム思考に

氷山モデルという考え方があります。

 

 

 

 

この絵は

海に浮かぶ氷山を表しています。

 

 

「出来事」が

海の上の氷山が見える部分

 

 

「時系列パターン」

 

 

「構造」

 

 

「メンタルモデル」

 

 

これが

海の海面下にある

氷山の見えない部分

 

 

 

出来事の裏には

必ず起きているパターンがあり、

そのパターンを引き起こしている

構造があります。

 

 

 

その構造の下には

人が持つ考え方の前提である

メンタルモデルが存在しています。

 

 

 

 

今回の事例で言えば

 

以前は

 

隣の駐車場に停めて

送り迎えをするという「出来事」が

「パターン化」されていました。

 

 

 

それは

 

 

隣の駐車場から

教室に行きやすい

 

 

という構造があるから

 

 

誰にも

注意されなければいいだろう

 

 

ちょっとぐらいいいだろう

 

 

という

メンタルモデルに

多くの人がなっていたわけです。

 

 

 

この状態を

改善するためには

 

教室に行きやすいという

「構造」が変わらないかぎり

隣の駐車場からの

出入りを完全に減らすことは

難しいかもしれません。

 

 

 

なぜなら

人に注意を促したとしても

そもそもの構造が変わらないと

メンタルモデルを変えることが

難しいからです。

 

 

 

人に注意をする!

 

 

これは

直接メンタルモデルに

アプローチしていることになります。

 

 

でも

メンタルモデルは

人から言われて簡単に

変わるものではありません。

 

 

 

なぜなら

それがその人の価値観や信念と

いったものだからです。

 

 

 

先ほども書いたように

自分が変わろうと思わなければ

人は変われません。

 

 

 

確かに

言い続ければ

変わるかもしれません。

 

 

 

だけど

時間はかかるし、

最初は気をつけていても

時間がたてばはもとに戻って

しまうこともあるでしょう。

 

 

 

だから

今起きている出来事を変えるためには

氷山モデルの「構造」を

変えることをしなくてはいけない。

 

 

 

今回の事例では

 

隣の駐車場から「行きやすい」という

構造を柵をたてることで

「行きにくい」という構造に

変えたわけです。

 

 

 

構造が変わったおかげで

隣からはいけないんだという

親御さんのメンタルモデルが変わり、

結果として出来事が変わりました。

 

 

 

これと似た状況は

身の回りにいくらでもあります。

 

 

 

会社で起きている問題も

それが「パターン化」しているのであれば

必ず「構造」に問題があります。

 

 

 

例えば

 

 

採用した人が

すぐにやめてしまう・・・・

 

 

という問題が

常に「パターン化」しているのであれば

その問題は辞める本人にあるのではなく、

会社の組織のどこの「構造」に問題があるのか?

 

 

「構造」に目を向け、

「構造」を変えていくことが

結果として起きている出来事を

解決することに繋がります。

 

 

 

「人」を変えようとするのではなく

「構造」を変える!

 

 

 

それが

結果として

起きている問題を解決することに

つながります。

 

 

 

ご参考までに

 

 

 


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